2005年02月22日
二月二十二日(火)
食べられなくなってからの吉野家の牛丼の人気は、たいしたものだ。販売できなくなってからのイメージアップは、広告費に換算したら、天文学的数字になった。新聞テレビの報道のせいだ。その人気は、テレビ報道で見る限り、圧倒的に首都圏なのだろう。支持層は、若い人たちだ。食べられないとなると、余計に食べたくなるのは人情だ。
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しかし、ぼくは、いわゆる牛丼なるものが、そんなにうまいかなあと思ってしまう。関西のお笑い系の時事ネタ番組でも、そんな意見だった。親子どんぶりのほうがましや、という声もあった。
うまい、安い、といわれる肉の部位は、いわゆる「ショートプレート」。味覚の地域差か、年代差か、個人差か、いちがいに何がうまいと声高に主張できない、好き好きの多様性の時代である。
「安くて」というのが一番の、ヤングに選ばれる理由なのか。サラリーマンの常連客も、係長か課長になると、ばったり来なくなるそうだ。
反面、いまも、これはうまいと思える超かんたんメニューは、タマゴかけご飯だ。朝日新聞の週刊誌アエラ二月十四日号に、「卵かけごはんの幸せ」という記事がのっていた。全国にはマニアのような熱心なひとたちもいて、ひたすら卵ご飯を食べる会もあるのだそうな。
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つくりかたは、こどもでもできる。熱々ご飯にたまごを割りいれ、かきまわすだけ。高級品のたまご、こめ、材料にこだわるもよし、冷蔵庫の在庫品処分もよし。
食べ方は、ひとにより千差万別。
シンプルなご飯でこんなに話しがはずむのも驚きと、「食べる会」の主催者はいう。たまごかけごはん専用のしょうゆまで発売されているらしい。アエラ誌によれば、島根県の旧吉田村が、村おこしにと、地卵とセットで開発した。発売三年目で、十万本に達しそうな勢いという。たまげた。
日本人が生卵をたべるようになったのは、大正末から昭和初期にかけてで、、意外に歴史は浅い。最近は朝がパン食で、卵かけご飯を忘れていたのだ。
投稿者 nansai : 2005年02月22日 09:41


