2005年03月04日
三月四日(金)
どうでもいいことだが。ぼくが、前から、こだわっている描き方がある。だんだんおもしろくなってきた。
それは、紙を二つに折って、屏風のようにみたて、そのうえになにかを描くと、立体的にみえる。かんたんで時間はかからない。
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ま、単純なパズルのようなお絵かきだ。南斎オリジナル。
ひょっとすると、「ぼけ」、ではない、失調症防止にきくかもしれないアタマの体操かも。片っ端から、立体に見える工夫を、お絵描きのなかに仕掛けてゆくのだ。二つに区切った片方には、かならず暗部というか、影をつけるのが、コツである。この富士山のように、ある絵を描いた紙を二つに折ったときどう見えるかを、あらかじめ想定して、描いてみるのだ。と、たまに、へえ、とびっくりするような面白い発見がある。
まさに、おもわずにやりの、ひとりよがりの小さな世界がそこにひらけている。ぼくは勝手に「折り絵」と名づけている。
折り絵は、描いているうちにつぎつぎにバリエーションが生まれる。ペイントをつかっているから、つけくわえ、描きなおしは自由自在
で、どんどん、アイデアが増えてゆく。代わり映えしないのが多いが、まれに、意外なおもしろい効果が生まれているのに気づくことがある。いいぞ、得をした気になる。どんなにちいさくてもアイデアがアイデアを生む、出会いなのだ。
何をしている絵ですか、とよくきかれる。新聞を読んでいる人だと、いちいち説明するのも、ばかばかしいのが、お絵描きワールドである。この手の絵のアイデアを面白がってくれる人はあまりいないだろう。アイデアとは、ほとんどが、ひとりよがり。もう幼稚園児ではないのだから、楽しいお絵描きに、甘えは許されない。自分だけのひそかな満足をひっそりとどうぞ。
いろいろあるが、色の取り合わせをだいたんに変化させるとたのしくなる。こんな風に、くちばしに切り込みをいれて、はみだしてくると、立体的にみえて迫力がでてくる。
これまでの絵に、ちょっと手をいれて、「切り絵」部分改装してみると、案外うまく行くことに気がついた。
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べつにたのまれたわけではないが、となりのイタリア料理店のメニューを、「折り絵」の趣向でかんがえてみた。シェフ兼オーナーは、顔中ひげだらけなので、くまに見立てた。イタリーの国旗は、右左、どちらが緑で赤やら、失念した。
投稿者 nansai : 2005年03月04日 09:32


