縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2005年03月20日

三月二十日(日)

福岡佐賀震度6弱地震

地震のニュースを横目に見ながら、73歳のぼくは、お絵描きソフト「MSペイント」を使って、こちょこちょマウスを動かして描いている。
このような勝手気ままな「BLOGらく描き」は、たとえてみれば、風呂場でつい口ずさむ鼻歌のようなものだ。

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だから、音程が少々狂っていようが、壁からの反響が自分の耳には心地よい。だれの迷惑にもならないから勝手なものだ。「いーい湯だなっ」、いい気分にひたれる。
脈絡なく、いろいろな形の絵のようなものが、ばらばらに生まれてくるのが、ありがたく、われながら愉快だ。

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デジタル技術が、他人からみればつまらない思い付きを即興でかたちにすることを可能にしたのだ。

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残念なのは、こんなにかんたんに絵が描ける時代になったのに、音楽に比べて、まだまだふつうの人の間ではお絵描き愛好者が少ないように思われる。絵も、のど自慢やカラオケみたいに、みながそろって楽しめるはずだ。
オタク界でのオエカキは、いまや世界に通用するサブカルチャーらしい。
このごろクイズ番組では若いタレントたちが、動物のスケッチをすらすらと走り描きしている。

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若い人の間では、短歌やエッセーや小説などの言文一致の文章は、ケータイの大普及でなだれを打ち、ビッグバン寸前という。
絵心も、ケータイやテレビの影響で芽生えると、パソコンで絵を描くブームかなにかのきっかけになるかもしれない。
その意味で、中身はともかく、ぼくのこころみている「らく描きBLOG」の形式は、参考にしてほしい。日記形式は長続きしそうだ。
デジカメ写真はだれでもきれいにとれるからネットに氾濫するだろう。パソコンの助けを借りてもたどたどしい日々の手描きの絵は、その日その人にしか描けないのだ。自分ひとりにとっては、なにか意味があるような気がする。

投稿者 nansai : 2005年03月20日 15:29

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