2005年05月08日
五月八日(日)
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「母の日」は、商魂から生まれたギフト売り出しデーだ。とはいえ、こんな機会に、カーネーションなんか買って、ふだん思っていても口に出せない感謝の気持ちがあらわせるのはいいことだ。
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母への感謝をあらわす「母の日」は、国によって日が違うし、起源は、諸説ふんぷんだ。いつ、だれがきめたのだろう?
アメリカ版はこうだ。
もともとは、反戦の集いだった。南北戦争で息子を失った母親たちの平和の集いでの訴えだった。
千八百七十年、ボストンで平和主義者のジュリア ハウという女性が提案したと伝えられている。以降、「母の日」を認めさせようとする平和運動が続いたらしい。
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千九百八年、グラフトンの小学校教師アンナ・ジャービスが、母親の三回忌に当たる五月八日に、「母の日」をつくって国中で祝うことを友人たちに提案した。母親自身「母の日」平和運動提唱者だった。五月十日に教会に407人の母子が集まり、最初の「母の日」を祝った。
集まった全員に母親が好きだった赤いカーネーションが配られた。年を追ってスポンサーがつくようになり、全米各州で認められ、1910年、ウイルソン大統領が、五月第二日曜日を「母の日」を公式行事とする法案にサインした。
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いつの間にか、母の日には、カーネーションをつける風習ができた。母親が生きていれば、赤いカーネーションを、なくなっていれば、白をつけ、どちらか不明のときは、ピンクを。
で、世界中の花屋さんは、笑いがとまらない。
戦後の日本は、このアメリカ版「母の日」を輸入した。
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しかし、このごろのご時世だ。死別や離婚などで、母親と一緒に暮らせない子どもも増えていることだろう。
アメリカのCNN放送では、母のない子たちを気遣って配慮を呼びかけていた。
母親を知らない子どもたちにとっては、「母の日」は、つらい憂鬱な日ではないだろうか。「ありがとう」といってあげる相手を、知らないのだから。
ちなみに、ここに、こどものタッチで描いた女の人は、いかにもお母さんらしい感じの、架空の女性である。
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投稿者 nansai : 2005年05月08日 13:07


