2005年07月25日
七月二十五日(月)
ストレッチ中の寒天である。
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ここのところ、にわかに寒天が払底している。あっという間に、スーパーの棚から、すがたを消してしまった。乾物コーナーの片隅の日陰ものだったのに。
ネット通販でも、寒天ごとき乾物の品切れは、想定外だ。スターの欠場で、品切れに平謝りだ。寒天の製造は、夏場のテングサ取りから、真冬の乾燥凍結を繰り返して、ようやく、あのかたちになるという。需要が急増したからといって、量産はむずかしいらしい。
理由は、寒天が、「ためして合点」「あるある大辞典」などNHKほかの主婦番組で、マスコミの話題の中心になったせいである。いまは健康に良い、という情報なら、千里を走る。切実にやせたい女子高校生とその母親たちが、熱烈なにわか寒天信者らしい。
100%植物繊維で、カロリーゼロ。寒天で、やせられる、血圧が下がる、がんの抑制に役立つなど、学者や医者の推奨もあって、テレビの主婦番組も雑誌も、いっせいにダイエットに寒天の霊験あらたかなことを伝え始めた。この手の食品の話題につきものの、うさんくささがなく、素人にもわかるていどに筋が通っている。この絵の顔が赤いのは、寒天が酔っ払っているからではない。
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トマトジュースをまぜているからだ。
「トマト寒天」は、かんたんなレシピとして推奨されていて、恥ずかしながら、余命いくばくもない、ぼくも毎日けんけんフクヨウしている。血糖値を下げるなど高血圧にもいいらしいが、ぼくの目的は、とりあえず、たぬきのようにふくれたおなかをひっこませることにある。
夕食の前に150グラム食べるとおなかがいっぱいになるから、食欲を減退させ、減量にむすびつくという算段。だが、ぼくのばあい、前菜がわりの寒天も腹いっぱい食べ、夕食もアルコールといっしょにがつがついただくと胃拡張気味となり、減量の成果はまだあがっていない。
冷たいトマト寒天は、なかないけるし、朝はヨーグルトとの相性が抜群だ。
そんなわけで、健康「寒天」ブームは永続しそうだ。日本の津々浦々でテングサ、ところてんなど、寒天の関連産業が村おこし、町おこしに活躍しそうだ。テングサ(厳密な名称ではないらしい)の払底でアジア各地から取り寄せることになるかも。
ついでに、虎屋、駿河屋などの老舗のようかんも、素材表示に「マルマル産寒天を使用」と大きく表示することになるだろうか。
投稿者 nansai : 2005年07月25日 16:48


