縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2005年8月25日

八月二十五日(木)

郵政改革が、今度の選挙の焦点ということだが、ぼくなりの絵本で整理してみよう。
ここに、超巨大な豚の貯金箱がある。このメガ貯金箱に、日本中津々浦々の郵便局が、郵便貯金と簡保のカネを、せっせと吸い上げる仕組みが、いつのまにか、出来上がっている。

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この貯金箱は、田中角栄が、えいえいとして築き上げたウルトラ集金マシーンであり、同時に、自民党へのウルトラ集票マシーンでもある。
このなかに、すっぽり33兆円はいる。このカネが、悪名高い財政投融資、国債にまわるのだが、はなしをかんたんにしよう。
公共の名のもとに、政官民だんごになって、それぞれ、群がり、自分たちの相互扶助利益集団のためにカネを引き出したい。土建族、道路族も厚生族も、この貯金箱をこわして金を引き出そうと、めいめいカナヅチ、打出の小づちを隠し持っている。
日本全国津々浦々にコンクリートとアスファルトに「公共投資」がかたちをかえ、地価をインフレに押し上げ、バブルを招来した。国益をいちじるしく損じたことになる。もう十分だ。忘れっぽい日本人も、しっかり学習したはずだ。とりあえず、この巨大な豚、いや恐竜の貯金箱をちいさくせねばならない。日本中の零細な貯金を貪欲に吸い上げるパワーをおさえねばならない。
僻地の郵便局がなくなるとかいう議論は、とるにたらない、噴飯もののロジックでしかない。

投稿者 nansai : 16:07

2005年8月22日

八月二十三日(火)

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こんな「絵のようなもの」を、ぼくはマウスをこちょこちょと操って描いている。というと、たいていの人が驚く。プロのデザイナーも、びっくりする。(ソフトは、ウインドウのおまけについている無料のペイントのお世話になっている。)
びっくりはするが、ぼくの腕前に感心するのではなく、

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よう、やるわ、動物園でシュールな絵を描くチンパンジーを見るような目つきになるのがおかしい。パソコンで、マウスを動かして、そんな風に絵を描く人はいないからだ。
「信じられへん」とあきれる人もいる。
要は、「なれ」だけなのに。
どんな不器用なひとでも(ぼくがそうだ)日本人なら、箸をあやつれるようなものだ。

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最初はノートパソコンの上を指をぎこちなく滑らせて描いていた。買ったノートパソコンにはマウスがついていなかったので、まだマウスの使い方をしらなかった。
珍芸とみられても、ぼくは、お絵かきマウスの意のままにならぬぎこちない不自由さが好きだ。どう描いても、たどたどしくなってしまうのがいい。時に、自分が描いたと思えないようないい味がだせたりする。しばらくたって、もう一度描けといわれると、もう再現できない。そこが、しろうとだろう。その一瞬の気持ちの高ぶり、弾みか偶然が、プロの絵描きでないぼくにとっての出会いなのである。

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そんな偶然の産物の破片が、ぼくのアーカイブには、だいぶたまってきた。他人の目には、ごみ、産廃であろう。これ、自分が描いたのかなあ?と、思い出せない絵も多い。ごみ捨て場から、ほこりをはらって、少し掘り出してみよう。

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思いつきと、いちびり衝動が必要だ。こんなしょうもないことに、時間をさくのだ。まったくの独りよがりの世界で面白がるのに、理屈はいらない。

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ばくのお絵かきは、誰にも教わったことはない。見よう見まねは、手本がないからできなかった。絵のスタイルは、描きたいように描くから、ばらばらである。へんなテクニックは、いろいろ試行錯誤で、ぼくが勝手に思いつき編み出したものだ。制約の多い「ペイント」で描くための苦し紛れのテクニックである。
ぼくの苦手とするゴルフだって、最初のプレーヤーの羊飼いたちは、原っぱでボールを打つのに、フォームもへったくれも、自分で勝手に工夫したに違いない。負け惜しみでなく、なんでもまず我流が大事なのだと思うのだが。

自慢ではないが、小学校から、ずっと絵の賞状は一枚ももらったことがない。不器用で注意力散漫だったぼくはきれいに塗りつぶす、ていねいにしあげることが、きわめて不得意だったからだろう。幼いころから、ぼくなりの絵心は、あったと思うのだが。
ぼくは、60の手習い期を過ぎて、古希近くなって、パソコンに出会った。めんどくさがりやでものぐさなぼくにとって、これこそ究極のお絵かきマシーンだった。

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投稿者 nansai : 15:06

八月二十二日(月)

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ゴルフといえば、宮里藍が三菱キャタピラで優勝した日に、ぼくは、ホームコースの開場記念競技で西コース65位のドンケツとなり、賞品!のブランド品ベルトをもらった。
何発OBしたかなあ。表彰式で、なんと写真を撮られて、ついお愛想の薄ら笑いを浮かべたのは、不覚であった。最下位プレーヤーとしての反省がたりんぞ。
ぼくのホームコースは、ご他聞にもれず経営破たんし、ハゲタカ軍に占領された。会員権は、紙くずなみに、暴落。ハゲタカは、日経によれば、まるまるふとって業績好調らしい。民営化じゃなく合理化で、開場記念というのに、パーティーもないし、ごちそうはおそまつ。水割りの酒も、けちけちしている。みんな、ぶつぶつ怒っていた。
大叩きしてみんなに迷惑かけたぼくだけ、どん尻賞をもらった。トラサルディのベルト。裏切り者だ。肩身がせまいよお。

投稿者 nansai : 01:45

2005年8月 2日

八月二日(火)

タイガースが負ける日

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危うし。タイガース。井川打たれて、ついに三連敗、
やっぱり暗雲の「死のロード」だと新聞各紙大喜びだ。うーん。へばったのか、とにかく打てない。オールスター前から打撃不振がつづいている。頼りの今岡が二割七分台では、心配だ。背後に十一連勝の落合中日がひたひたと迫ってきた。昨年の覇者だし、不気味な勢いがあるなあ。

さあて、これで、ようやく心配性の真性阪神ファンらしい日々がおろおろと送れそうだ。じつは、なかなか負けない強いタイガースは、まぶしくてどうつきあってよいものやら、とまどっていたのだ。
ダメトラへの、応援というより、めめしいぼやき、愚痴、罵倒こそ、阪神ファンの生きがいなのだ。ダメであってこそ、タイガースだ、という面もある。ファンは勝手なものだ。
落ち目の関西としては、かつての繁栄を奪い去った一極集中都市東京への嫉妬うらみつらみが、巨人軍打倒に具現されていたのだが、ことしのあのざまじゃねえ。拍子抜けだ。

試合に負けた日は、もちろん、不愉快ではあるが、反面、得をした気分にもなる。
というのは、野球観戦以外の、なにか「生産的な」ことができる時間がうまれるからだ。たまった本を読んだり、パソコンにむかったり、DVD映画をみたり。
試合の経過が気になりだすと、テレビの前で釘付けにならないまでも、結構時間を食われてしまう。別の用事をしていても、逆転打に手をたたいたりしている時間はばかにならない。ほかの事に割くべき時間や熱中度に影響するのだ。

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この分だと、野球シーズンが終わるまでには、膨大な時間が失われるだろうな。
勝てば勝ったで、夜遅い時間帯のスポーツニュースもしつこく追っかけて、また、みる。日経朝刊もスポーツ欄から読む。まるで、草を食うウシだな。結果がうれしくて、反芻しているのだ。
負けた日は、これがいっさいなくなる。テレビのスポーツニュースも見ない、翌朝の新聞のスポーツ面もみない。歯がゆいタイガースなんか忘れて有意義な時間が回復できるのだ。バンザーイだ。あながち負け惜しみでもないぞ。とはいうても、勝負はこれから。頼んまっせえ!

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投稿者 nansai : 16:22