縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2005年8月 2日

八月二日(火)

タイガースが負ける日

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危うし。タイガース。井川打たれて、ついに三連敗、
やっぱり暗雲の「死のロード」だと新聞各紙大喜びだ。うーん。へばったのか、とにかく打てない。オールスター前から打撃不振がつづいている。頼りの今岡が二割七分台では、心配だ。背後に十一連勝の落合中日がひたひたと迫ってきた。昨年の覇者だし、不気味な勢いがあるなあ。

さあて、これで、ようやく心配性の真性阪神ファンらしい日々がおろおろと送れそうだ。じつは、なかなか負けない強いタイガースは、まぶしくてどうつきあってよいものやら、とまどっていたのだ。
ダメトラへの、応援というより、めめしいぼやき、愚痴、罵倒こそ、阪神ファンの生きがいなのだ。ダメであってこそ、タイガースだ、という面もある。ファンは勝手なものだ。
落ち目の関西としては、かつての繁栄を奪い去った一極集中都市東京への嫉妬うらみつらみが、巨人軍打倒に具現されていたのだが、ことしのあのざまじゃねえ。拍子抜けだ。

試合に負けた日は、もちろん、不愉快ではあるが、反面、得をした気分にもなる。
というのは、野球観戦以外の、なにか「生産的な」ことができる時間がうまれるからだ。たまった本を読んだり、パソコンにむかったり、DVD映画をみたり。
試合の経過が気になりだすと、テレビの前で釘付けにならないまでも、結構時間を食われてしまう。別の用事をしていても、逆転打に手をたたいたりしている時間はばかにならない。ほかの事に割くべき時間や熱中度に影響するのだ。

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この分だと、野球シーズンが終わるまでには、膨大な時間が失われるだろうな。
勝てば勝ったで、夜遅い時間帯のスポーツニュースもしつこく追っかけて、また、みる。日経朝刊もスポーツ欄から読む。まるで、草を食うウシだな。結果がうれしくて、反芻しているのだ。
負けた日は、これがいっさいなくなる。テレビのスポーツニュースも見ない、翌朝の新聞のスポーツ面もみない。歯がゆいタイガースなんか忘れて有意義な時間が回復できるのだ。バンザーイだ。あながち負け惜しみでもないぞ。とはいうても、勝負はこれから。頼んまっせえ!

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投稿者 nansai : 2005年8月 2日 16:22