縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2005年8月25日

八月二十五日(木)

郵政改革が、今度の選挙の焦点ということだが、ぼくなりの絵本で整理してみよう。
ここに、超巨大な豚の貯金箱がある。このメガ貯金箱に、日本中津々浦々の郵便局が、郵便貯金と簡保のカネを、せっせと吸い上げる仕組みが、いつのまにか、出来上がっている。

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この貯金箱は、田中角栄が、えいえいとして築き上げたウルトラ集金マシーンであり、同時に、自民党へのウルトラ集票マシーンでもある。
このなかに、すっぽり33兆円はいる。このカネが、悪名高い財政投融資、国債にまわるのだが、はなしをかんたんにしよう。
公共の名のもとに、政官民だんごになって、それぞれ、群がり、自分たちの相互扶助利益集団のためにカネを引き出したい。土建族、道路族も厚生族も、この貯金箱をこわして金を引き出そうと、めいめいカナヅチ、打出の小づちを隠し持っている。
日本全国津々浦々にコンクリートとアスファルトに「公共投資」がかたちをかえ、地価をインフレに押し上げ、バブルを招来した。国益をいちじるしく損じたことになる。もう十分だ。忘れっぽい日本人も、しっかり学習したはずだ。とりあえず、この巨大な豚、いや恐竜の貯金箱をちいさくせねばならない。日本中の零細な貯金を貪欲に吸い上げるパワーをおさえねばならない。
僻地の郵便局がなくなるとかいう議論は、とるにたらない、噴飯もののロジックでしかない。

投稿者 nansai : 2005年8月25日 16:07