縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2005年9月28日

九月二十八日(水)の一

ぼくのようなものでも、勝手に思い込み、向きになって何か語りたいことがあると、つい熱が入ってしまう。饒舌にくどくど書きつらねてしまうのは、これまでのウエブでは、このましいことではないとされる。漢字かなまじりの長い日本文で、横組みにすると、読めたものではないからだ。そこで、僕が今ここで試みている縦書きの文章が、読みやすいはずなのだが。

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本来の、絵巻もの、ないし、絵日記のような、文字の少ない「らく描き帖」をまたはじめようと思う。
ぼくが、鼻歌まじりで、こうやってマウスを動かして絵を描くのは、たんにストレッチかジョギングをしているようなものだ。
この猫は、松下のプラズマテレビのコマーシャルで、小雪が、猫のポーズをとっているシーンにヒントを得た。

テレビの美術番組をみていると、古今東西の巨匠たちは、修行中に、みな名作をけんめいに模写していることが紹介されている。
そうだ、どんな天才でも、模写が、勉強なのだ。絵の師匠についたこともなく、美術の教室や学校でならったことのないぼくも、自分のほれた作家の絵をなぞり、まねすることはできるし、楽しい。上達できるかどうかは別だが。
もちろん、アマチュアのぼくの模写は、美術館にキャンバスを立てて何日もかけて行う本格的なものではない。新聞、雑誌、本、ちらしで発見した絵や写真をまねて、ラフスケッチしてみるだけ。

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ここだけの話しだが、ぼくの今のお手本のひとつは、スタインベルグだ。ニューヨーカー誌の表紙を長く描いていた。うまいなあ、いいねえ、かれの画集を買ってきて、あかずに眺めているところだ。
この虹色のへんなネコや、トラキチのおっさんは、その影響下にあるというと、なにをえらそうにと笑われるかもしれない。ねずみ使いのぼくごときが、仰ぎ見て、とてもまねできるような水準ではないからだ。でも、いいんじゃないの。

投稿者 nansai : 2005年9月28日 16:56