縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2005年10月 5日

十月五日(水)

大阪市交通局は、大赤字なのに、働かない職員が高給をむさぼっている、けしからんと、いま市民から袋叩きだという。
ぼくは、地下鉄御堂筋線の座席を、一日二回、移動書斎として利用させてもらっている。これは、快適である。帰りの込み合う時間も、淀屋橋から乗り修羅場を十分だけ我慢、通勤客は梅田でどっと降りるから、あと千里中央までの30分、新聞や雑誌が、座ったまま、ゆっくり読めるのだ。「優先座席」の恩恵に浴したことは、一度もないが。
席など譲ってもらわなくても、ちゃんと座るこつがある。できるだけ、込み合う入り口から、「一歩でも奥に、」身をよじって倒れこむように、中に進むのだ。駅員のアナウンスどおりに、ラグビーの選手のように。

05100501.jpg

終点に近づくにつれて、空いてくる地下鉄は、座れさえすれば、テレビにじゃまされることもなく、わが家よりも集中して、本や雑誌が読める。地下鉄なら、終点で降ろされるから、本を読みふけっていて、乗りすごすことがないのがありがたい。JRでは、新快速で京都までいったことがある。
わが家のせまい書斎コーナーは、買ったまま山積みになった本がいまにも崩れそうだから、近寄らないことにしている。いつのまにか、古くなった本のかびのにおいがしてきて、それも敬遠の理由のひとつだ。

投稿者 nansai : 2005年10月 5日 13:32