縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2005年11月23日

十一月二十三日(水)

勤労感謝の日
頼まれもしないのに、年賀状のアイデアをそろそろ準備せねば、と、あわただしく、なんだか夏休みの宿題の提出が迫ってきた感じになってきた。年々出す相手が減ってゆくのはしかたがない。
前に描き散らしたアーカイブのなかから、まず干支にちなんで、イヌ関連を拾い上げる。そんなばらばらの思いつき破片を組み合わせたり、ヒントを得てちょこちょこ描きなおしたりする。ぼくは、こんなハガキ絵を筆も紙も使わず、マウスで描く。ソフトは無料の「ペイント」。難点は、印刷物のようにきれいに刷り上るから、もとは苦心した手描きと、みてもらえないことだ。

今年の意欲作?は、老犬の初詣。年をとると、イヌもトイレが近くなって、ちょっと失礼というシーン。拡大すると、目のいい人には、白い湯気がみえる。

つぎは、恒例の空をバックにシリーズ。かたっぱしから、バックを空に抜くのだ。スーパーマンは定番。胸のSマークを変化させるといい。
フリスビーに飛びつくイヌも、やるぞ、目標に向かって初挑戦とかなんとか、格好をつければ使えるのでは。
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毎年、風見鶏バージョンは、気に入っている。ぼくの自信作は、苦労したが、巳年の風見「蛇」だった。
来年のワンちゃんの風見はめずらしいはず。オリジナル。だが、イヌにみえるかなあ。
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あちこちから、几帳面に、「賀状辞退」のはがきが届く。
義理の兄がなくなってとか欠礼の理由が書いてある。
や、よろしく、という新年の挨拶だから、そんなに堅苦しく考えなくても、とは思うのだが。むかしは死は穢れという発想が日本の社会にあって、挨拶をはばかるところがあった名残りか。
本人がなくなられた場合は、むつかしい。ぼくのようにノーテンキ、かつ、ふざけた趣向の賀状は、間違って届くと、身の置き所がない。およびでないのだ。
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さて、これからは、南斎のキラーテクニックをごらんいいれる。なんのことはない、前年のアイデアを今年も着せ替え人形のようにいれかえるのだ。いや、着物ではなく、中身を替える。これはとてもおもしろいし簡単なのだ。
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たとえば、戌年、イヌのくせにこたつにはいっているが、申年は、バナナの皮をむいてござる。
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風を切ってスケートの絵だが、酉年のマフラーは同じ柄のを使用。
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マイクを持って熱唱しているのど自慢のイヌと雄鶏。絵のできとしては、イヌの遠吠えより、トリ年選手の勝ちだと思う。
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これも定番の、「雪中書初めイヌ」。サルのほうが、さまになっているようだ。ワン公は、わしづかみで筆をもつ手がぎこちないから、しかたがないか。
来年は、さて、何と書こうか。
字の上手な天神さんにあやかって、梅の花なら、筆をやめて自分の足の裏をスタンプすればいい。これもアイデアだ。
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遠くに北斎風の富士を望む駿河湾サーフインは、もともとカエル君が乗っていたのを、選手交代させて差し替えたもの。
いい天気なのに、ゴルフにも行かず、このようにばかばかしいアイデアを整理していると、「勤労感謝の日」は終わってしまった。
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投稿者 nansai : 2005年11月23日 16:38

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