2006年02月01日
二月一日(水)
◎かぶり寿司
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鬼の登場する節分は、わが「でたらめ描き」の絶好のテーマである。
さて、近くのコンビニでは、「まるかぶり寿司、レジにて予約受付け」を月末で締め切った。
節分に恵方に向かい、たいしてうまくもない、のどにつまりそうな巻寿司を願い事しながら丸かぶりする。関西の一部での奇習が、あっという間に、全国区で根付きつつあるのだろうか。
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一本370円で、三本パックなら、60円おとくの1050円。もれなく福豆がついている。
チラシには、読めない小さな文字で、克明に巻き寿司の中身の説明が書いてある。いわく、穴子、玉子、高野豆腐、かんぴょう、おぼろ、椎茸、きゅうり、しめて7種類の具がはいっているのだ。
あまりに巨大すぎて食べられないという向きには、べつに、ハーフサイズのもあって、こちらは海鮮恵方巻と称して320円。
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ネットでは「この奇習の発祥は、いつごろからか」の詮索がかまびすしい。
ぼくが二十年前に、ある老舗のすし屋の二代目にきいたら、つれなく、「さあ、すし屋のわたしでも、きいたことがおまへん。たぶん色町の風習と違いますか」という答えだった。
一昨年だったか、朝日放送の取材で、1829年創業の本福寿司の70年前の貴重なチラシが発見された。先代らが当時遊郭ではやったのを縁起物として発売したことがはっきりした。売り上げの低迷する二月対策に、江戸から明治の花柳界の遊びを商売に結びつけた先人はえらいやっちゃ。
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昭和40年代に養殖で生産が急増した海苔業界が、丸かぶりに目をつけ、テレビで放映されてブレークしたというのだが、あまり印象には残っていない。
決定打は、なんといってもコンビニの全国展開で、毎年倍増というからすごい。ことしは、どうかな。
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投稿者 nansai : 2006年02月01日 15:16


