縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2006年7月25日

七月二十五日(火)の一

らくがきは、テーマ探しが面白い
なんでもいいから、何か描きたい。そんなとき、絵を描くためのとっかかり、口実、(モチーフというと大げさだが、)が浮かぶと、うれしい。
夏休みの絵日記めいた、このブログも、画題!が浮かべばできたようなものだ。こんなラク描きも気楽なようで、何を描くか迷うのが、楽しい悩みなのだ。いま、絵巻のスタイルになじむ横長の絵のテーマをさがしている。

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俳句の世界なら、一句だれもが詠めるように、チョイスできる季題がある。先人の知恵の結晶、財産として受け継がれている。詩は、どう作ろうと自由なはず。なのに、季題の設定に、あえて制約を設けたのは、昔の俳人は、たいした知恵者だった。歳時記は、ヒントの宝庫だ。

ぼくのラク描きの題は、歳時記がないから、その場その場の思いつきだ。つまり、出たとこ勝負。
たとえば、横にやたらに長い恐竜はうってつけのテーマである。
NHKテレビで最新の恐竜の学説?が放送される。最近の仮説では、長い長い恐竜が首を水平にして歩いていたらしい。「ジュラシックパーク」に出てくるやつとは違うらしい。それを描いてみよう。三、四十メートルもあるのを、前からみたら、うしろからみたら。どうみえるか、写生できるわけもないから、これはパズルのようなものだ。

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50メートルの恐竜が長い首を捻じ曲げて、顔を、こちらに突き出したら、どう見えるか。見返り美人ならぬ振り向き恐竜。ぼくの三次元の計算では、こんぐらがってしまい、そらではうまく描けない。こんなものだ。でも、パズルとしては、面白い。

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投稿者 nansai : 2006年7月25日 15:40