縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2006年8月29日

八月二十九日(火)の二

オシミズムだ!
サッカー日本代表のオシム監督の評判がきわめていいようだ。Jリーグにそれほど精通していないぼくは、ジェフ千葉の監督の人物と実績はまったく知らなかった。ジェフ語録がテレビでも引用されて、門外漢のぼくも、うなずかされるところが多い。この人の似顔は、ぼくにも描きやすい。威風堂々、頑固で思慮深い牡牛に見立ててみた。

90分間走るサッカー、考えながら走るから頭が痛くなるサッカーをしろ、という。わかい頃数学者になりたかったかれの頭脳が編み出した複雑な練習メニューについてゆくのが、選手にとって大変らしい。でも、その努力は、かならず報われると、教え子のジェフの選手たちは言う。
経験に裏打ちされた含蓄のある言葉には重みがあり、考えさせられる。説得力とはこのことだろう。

用兵策でも人格でも、選手からこれほどカリスマ的に信奉されている監督は珍しいのではないか。体格では格差があるのだから、むしろ日本人の特性と強みを生かせとうれしいことをいってくれる。それは、俊敏さと組織力だ。これは、巨大な恐竜や翼龍と共存して生き延びた小さな哺乳類の戦いかただなと感じた。テレビの科学番組でみると、ねずみに似ている。

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イメージがわいてきたぞ。オシムに率いられて新生日本代表は、忍者か、こまねずみのごとく立ち回り、相手を幻惑しつつ、戦ってほしい。背の高い巨人のあいだを、すばしこくフェイントをかけながらパスをつなぎ、背の低い日本選手がゴール。というシーンが見られそうだ。韓国や北朝鮮のスタミナに負けない持続力のあるチームは、確実にできそうだ。

投稿者 nansai : 2006年8月29日 11:04