2006年09月15日
九月十五日(金)の一
「泥臭くてもええ!」、
日刊スポーツの見出しが躍る。
竜を捕らえるまではなりふりかまってはいられない。岡田監督が泥臭く、執念の采配で4連勝を導いた、とニッカンは持ち上げている。
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監督就任後、初めてのスクイズ(信じられない)を、関本に敢行させたが、ネット裏のだれもが首をひねるセーフティスクイズという中途半端さで失敗した。
「初スクイズで岡田監督4・5差」「奇襲失敗も、禁破り1点奪う執念采配」と見出しは続く。へえ、スクイズって、誇り高いオカダにとって禁じ手だったのか。
ここにきてようやく、そのプライド高い岡田流を崩し、「王道野球」とやらの理想をかなぐりすてたのは、大いに結構。臨機応変だ。やや遅きに失したが、野球は勝って何ぼだ。
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若いころからエリートだった大打者オカダは、大監督として、星野型のつなぎ野球に反発してきたと、ぼくはみている。あえて打者に自由に打たせ、ヒットエンドラン策もとろうとしなかったのが、危機を招いた。ぶつぶつ評論家たちが遠慮がちにつぶやいているのを(新聞やテレビ中継でだが)小耳に挟んで、ぼくもはがゆかった。
なぜ、あんなにぼろぼろ無残に、中日に負け続けてしまったのか。油断か、驕りなのか。中日ドームでの戦い方に、カイゼンの余地はなかったのか。面子をすてれば、負けないための、なりふり構わぬローテーションのやりくりはできたはず。
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いま、藤川の肩には疲労が蓄積しているらしい。
「これからは特攻出撃だ」と、別の新聞は書いていた。
シーズン開幕前は、ひともうらやむ「投手王国」といわれた。鉄壁のはずのJFKがつぶれてから、先発投手陣も、今岡を欠く打線も、目醒め奮起した。
もう、あとがない。監督がプライドを捨てたら、死に物狂いのトラは強い。
これから一皮向けた岡田監督が、采配の結果次第で、名将とよばれるようになるかもしれない。期待しよう。
投稿者 nansai : 2006年09月15日 14:08


