2006年10月20日
十月二十日(金)
I have a dream!
ぼくのゴルフの成績はひどいものだが、ゴルフの絵のほうは、このところ我流ながら上達した。と思う。(かくべつ認めてくれた人はいないが、こういうのを自画自賛という。)
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いい年をして、ぼくは、藍ちゃん、あの宮里選手のファンである。どうしたら、身長150センチちょっとの小さなからだで、あのように遠くに正確に飛ばせるのか。あやかりたいが不思議に思っていた。やはりきびしい練習のタマモノなのか。
ある日、本屋で、いい本をみつけた。タイトルが泣かせるではないか。
「小娘たちに飛距離で負けないための授業」というのだ。857円。
腰巻のコピーには、
「小娘たちに飛距離で置いていかれる情けないヤツになるな!物理の力で、宮里藍を抜け!」
と、やけにいきおいがよい。これは、ぼくのように情けないヤカラには効くかもしれない。
著者は、身長160センチでラクして飛ばす画期的方法論の持ち主と紹介されている。岩手大の教授で、物理を優しく教える専門家らしい。
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表紙にカエルの漫画が描いてある。そのココロは、
「ゴルフのスイングは、カエル以上の頭脳を必要としない。(英国のゴルフスラングより)」。
ふうん。ぼくは寡聞にして、はじめてきいた。
ところが、薄っぺらな新書版だが、ひもといてみると、理論?に歯ごたえがあり、ぼく得意の飛ばし読みでは、目からうろこどころか、ほとんど理解不能だった。
マンガいりで解説してもらっても、ニガ手の物理は、さっぱりわからん。悲しいかな、ぼくの頭脳はカエルなみかもしれない。そのうち、ゆっくり再チャレンジしてみよう。
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こんなぼくにも、夢がある。
夢といっても、身の丈サイズのつつましいものだ。
ぼくの入っているゴルフクラブで優勝したいだけである。それも下手ばかりのDクラスの月例競技でだ。そんなに、だいそれた願望ではないはずだ。
なにしろ、ぼくは、これ以上?もう下がないというハンディ40である。しかし、落ち込まずに、ものは考えようだ。ドンケツのこの位置は、優勝のための最優先席ではないか。ハンデはそのために定められている。
110を切れば、ひょっとしたら、可能性があるかも。
いつものように100ヤード以内で自滅せず、ふつうに回れば、楽勝のはずなのだ。
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いつも120以上たたく、ということは、100ヤード以内のグリーン周りの事故が多発していることだ。
やっとたどりついたグリーンまで、あと100ヤード。
「よおし」というところで、なぜか、きまって、トップしたりダフったりする。ひどいときは、斜め右へシャンクだ。先日はライナーで友人を直撃しそうになった。すんませーん。
グリーン寸前でボールが力なくバンカーへよろよろと転がり込むことも、しばしばである。入れば、そこはアリ地獄である。たたけども出ない賽の河原だ。
ボールが刃先に当たると、ホームランでトンでもないところへ。
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ある日の午後、近くのコンビに入ると、おでんの横の雑誌売り場に、もう答えがちゃんと売られていた。
「500円でゴルフがうまくなる」シリーズだ。
アプローチマニュアルなど、苦手のフェアウエイウッド、ドライバー対策本、テーマ別に、下手につけるクスリがいろいろ置いてあるではないか。
物理のリクツはわからんが、こちらはわかりやすい写真いりだ。もう飛距離で小娘に負けてもいいから、アプローチで、なんとか失点をふせぎたい。
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ずいぶん願いが、現実的に、小さくちぢんできている。
練習はごめんこうむって、500円で、優勝なら安いものだ。
いよいよ、今週の日曜日が、競技の日だ。
投稿者 nansai : 2006年10月20日 12:59


