縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2007年3月16日

三月十六日(金)

切符をもらって、ピカソ展をみてきた。
大阪駅構内の大丸の15階にエスカレーターで上がれば、そこは小さいミュージアムだ。ピカソの大小の作品が、天井の低い狭い会場にひしめきあっているが、平日の午後は閑散としている。いいねえ。リラックスして本物とむきあえるなら、肩を張らないデパートの催し物でいいのだ。

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残念ながら、絵のそばの説明のプレートがちいさく、暗い会場だから文字もまったく読めないので、イアホンを500円で借りる。ないよりは、便利だ。
興奮して図録も買ったが、絵や彫刻の写真がちいさいのはしかたがない。ピカソ晩年の遊びか、白いふくろうの焼き物がすばらしかった。そのうちに、ぜひ模写したいものだ。

本来は、絵はゆったりとした空間で(理想は自分の部屋で)鑑賞できればよかろうが、本格的美術館で、黒山のような観客の頭越しに、読みにくい説明板を頼りに、急いであせって見なければならぬ絵画鑑賞は、ぼくにはしんどいなあ。
その点、気楽に出かけられる駅中の美術館はすばらしい。ただし、「混み合わなければ」、の条件付だが。


投稿者 nansai : 2007年3月16日 15:15