縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2007年3月23日

三月二十三日(金)

なぜ座布団を投げるの?

先日、朝、テレビをつけたら、このシーンが寝ぼけ眼に飛び込んできた。大相撲春場所の土俵に、座布団が乱れ飛んで、力士がみえないほどだ。無敵の朝青龍が、まさかまさかの開幕二連敗した翌朝だ。

nansai070323-1.jpg

八百長報道で心ない中傷を受け、世間をみかえしてやる気持ちが、力余って、裏目に出たのか。

家内が、「どうして、座布団を投げるの」ときく。
もっともな質問だ。さほど相撲通でないぼく。早速グーグルにあたってみる。
「座布団 相撲」と、いれてみると、やあ、出ている、出ている。
「教えて!なぜ座布団投げるのか」「あれってどういう意味なんですか?喜んでいるの?褒めているの?」など、12万5000の項目がならんでいる。寄せられた諸説は紛々、正論、持論、いろいろと勉強になるなあ。さすが、この国では、相撲は、弱くても、国技であると感じ入った。

正解は、もともとは、横綱が格下の力士に負けたときに投げられる。横綱へのブーイングと、金星を挙げた力士への祝福の意味があるとのこと。昔は、羽織を投げた。あとで、呼び出しか力士本人が、羽織を返しに行くと、ご祝儀がもらえる慣わしがあったそうだ。その名残か。
ご祝儀をわたすとは、粋な振る舞いだ。しかし、強すぎて反感をもたれているモンゴル出身の横綱へのあてつけ、ざまあみろ、という感情もあろう。

でも、「あれほどの座布団が、宙に舞うのは異常だ。」「下品だ、横綱への礼を失している」と、怒っている人も多いようだ。

甲子園など野球場では、ひいきチームのふがいなさにたいしての腹たちまぎれのブーイングは、激しい。本来の、座布団投げは、それとは違うのだろう。

投稿者 nansai : 2007年3月23日 11:02