縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2007年7月23日

七月二十三日(月)

アジア杯、4強へ

因縁のオーストラリア戦に、やっと勝った。サッカー国際試合の日は、ぼくも熱い愛国者だ。檻の中のクマのようにテレビの前をうろうろする。オシム語録のにわか信奉者でもあるが、落ち着かない。(この雄牛になぞらえたオシム像は、ぼくにしては、よく描けている。自画自賛。)

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いい試合だった。退場で一人少ない相手に、押し気味に進めたが、120分の延長でも一対一のまま決着がつかない。劣勢の相手の目論見どおり、PK戦へもつれこんだ。
いやーな予感をぶっとばしたのは、キーパーの川口の
まさに神がかりとしか思えない、超ファインセーブ。
川口が、身を挺して左右に飛んで、一人目と二人目を、止めた。すごいぞ。天晴れだ。

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勝てて、よかった。

それよりもなによりも、思うことがある。
開催国べトナムは、30年前は、戦場だったのだ。
立派に整備されたハノイの大スタジアムで、赤いユニホームの小柄なベトナムイレブンがボールを追っている。これが、平和なのだ。

ならば、500万人とも言われる死者をだした、あの戦争は、なんのためだったのか。
そして、世界各地の紛争は、何を生むのだろう?
高くかざされた大義のむなしさを思う。

スポーツも、競い、争う。だが、だれもが納得する合意のもとにだ。
サッカー試合は、共通のルールで、勝ち負けを判定される。国家も、イデオロギーも、政治体制も、民族も、宗派も、その秩序に従う。人類は、その知恵に学びたい。バグダッドで、アジア杯を!

投稿者 nansai : 2007年7月23日 11:14