縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2009年6月22日

六月二十二日 首の重みに耐えかねて

むちうちでもないのに、突然の首の痛みで一週間を棒に振ってしまった。
週末に首にかすかな痛みを生じたが、ほうっておいたら、そのうち首が回らなくなった。その晩も酒を飲んだから、自業自得かもしれない。

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首が痛いと、ベッドに横たわるのが、どっこいしょと一苦労だ。まず仰向けになるのが一大事である。首が痛いと、ベッドで頭が微妙に左右に動かせない。激痛で寝返りが打てないのにまいった。
枕にアイスノンをおいて、ぼんのくぼを冷やそうとするのだが、後頭部がそこに軟着陸できない。枕の上10センチから着陸態勢にはいり、おそるおそる頭をおろそうとすると、あいててて、激痛が走る。

久しぶりで訪れた整骨の先生は、これはかなりひどい。安静にしてアイスノンで冷やせという。テレビ医学番組では、首の痛みは、腫瘍とか思わぬ重大な原因によることがあるとか。
ぎょっとして、整形外科でレントゲンをとってもらっら、
少し頚椎の骨の間がせばまっているようだ。すりへって経年変化なのだろう。いまのところ、しびれもないし、首の牽引をしましょうということになった。

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一週間たって、ま、大事に至らず、ぼくの首は何とか元に戻りそうになってきた。

かくかくしかじかと、整骨の先生に報告したら、むっとされた。両方の治療を併用することは相成らん。という法律があるといわれた。いつもは人当たりのいい若い先生だが、どっちの治療法を取るかとせまられ、びっくり。
整形外科の首吊り料金は一回320円、整骨治療は500円、どっちも10分足らずで済む。後期高齢者医療保険で、半分は公の負担(すんまへん)だが、効果のほどは、首痛バージン?のぼくにはわからん。

首脳とはよくいったもので、首がいかれると、集中してことにあたれない。タイガースや麻生内閣のように死に体になってしまうのが、よくわかった。
脳は首がささえる。落ちたものを拾うとか、真横のテーブルの新聞をとろうとする、そんな何かごくささいな動作も、すこしだけ首を動かさないと、どうにもならない。
うつむいて、何かに集中することができない。だらしない話だが、このていどで、本を読んだりパソコンに向かう気力が失せるのには驚いた。

日にちグスリは、よく効く。整骨か牽引か、治療法に悩むより早く、激痛も取れ、ぼくの首は元通りになりそうだ。痛みが取れ首が回わせるようになると、周囲がよく見える。だんだん、自分のすがたが、カエルにみえてきた。懲りないカエルだ。

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投稿者 nansai : 2009年6月22日 13:04