縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2010年4月15日

四月十五日  こけちゃいました、ではすまされない。

若いころからの注意力散漫、そこつ、あわてもんである。落し物、忘れ物など、数えればきりのない限りないドジ、ちょんぼを、懲りずにくりかえしてきた。
ここ数年は、それに転倒(英語でフォール)がくわわった。老人には、これは危険信号である。

これまでは、考えごとしながらでも少々けつまずいてよろめいても、おっとととと、長年鍛えぬいた?バツグンの運動神経でバランスを復元し事なきを得てきた。が、昨年あたりから、おっとととが怪しくなってきた。とくに段差は要注意である。ふんばれずころびやすくなり、整骨院のおせわになること、しばしば。

今年は大丈夫と思ったら、先週末の夜、不覚にも、近所のコンビニ横のコンクリートのブロックにつまずき、がーんと、もろに路上におでこからつっこんでしまった。

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ほい、しまった、打ち所が悪いと、硬膜下出血が心配である。すぐ近くの病院でCTを撮った。さいわい悪運強く、眼の上が腫れ上がりお岩さん状態になっただけで、ま、事なきを得た。

その年齢で反省がたりない、と叱責されている。
両手に重いかばんやフクロをぶら下げて歩くから、ころびやすい。こけても、とっさの受身ができない。
どうせ読めもしない本や雑誌を持ち帰るな。と、いちいち、ごもっともな罵詈雑言のアラシを浴びて、ロープ際でノーガード状態だ。

65歳以上の老人の三人に一人は、一年に一度は転倒するという統計がある。米国CDCの資料にのっていた。老人の転倒は、骨折につながり、ケガによる死因の筆頭らしい。
転倒予防は、国家的大問題のひとつで、アメリカ政府広報でも大きくとりあげている。日本でも、転倒予防COMを始めたくさんのネット情報がある。当事者の老人自身が眼を通すことはないだろうが。

おかげさまで、だいぶ眼のまわりの腫れがひいてきた。
若い医者いわく、「上のまぶたが腫れぼったくたれさがっているのは、ケガのせいもあるが、まぶたの筋力がおとろえたせいだ」そうで、かんたんな手術すれば直る、とすすめられた。
飛び込みで見てもらった当直の先生が、形成外科医だったのだ。
この年齢で目元涼しくぱっちりしてもねえ、のど元過ぎて、返事は保留しておいた。

投稿者 nansai : 2010年4月15日 13:15