縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2010年11月 5日

十一月五日 かわいいからウサギの絵は似てしまう。

来年の干支は、ウサギだ。年賀状のウサギの描きかたの本が書店に山積みだ。
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これは、うさぎをうしろからみたところだ。しっぽがついている。こんなうさぎを描く人はいないだろう。

ところが、海の向こうでは、サンリオのうさぎキャラクターのキャシーが訴えられて、オランダの裁判所から販売の差し止めをくらったそうな。本場オランダの大御所ミッフイーとが、酷似しているといちゃもんがついた。
キャシーは、新聞の写真ではじめてみたが、猫のキティちゃんのリボンをつけているだけで、裁判所は、頭と体の比率、顔、手足の場所など多くの特徴で、ほとんど同じと判定した。


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ひいきめにみても、これは勝ち目がないと思う。サンリオのノックアウト負け。なぜなら、キティちゃんのリボンをはづせば、素人目にはくべつがつかないからだ。
うさぎのキャラクターはまづかった。
あのていどのキャラクターで、本場ヨーロッパで商売するには、相手が悪いよ。コピーおかまいなしの中国でならいざしらず。
ミッキーマウスに匹敵する定番の大先輩は、あまりに天下のセレブキャラクターなのだ。絵本から飛び出して、交通標識や工事現場にまで登場している。
そもそも、ミッフィーの作者ディック・ブルンナーはうさぎの顔をぎりぎりにまで単純化して二頭身の二足歩行させた大傑作なのだ。
古来、うさぎの絵は、描きやすい。シンプルだから誰にも描ける。usagi2.bmp
ほら、ぼくにも、ブルンナーのまねができる。あのぎりぎり削ぎ落したシンプルなうさぎは、ブルンナー究極のけっさくなのだ。
ことしも、そろそろ年賀状のうさぎを考えなくちゃな。
ミッフィにあやかって、かわいいのを。

投稿者 nansai : 2010年11月 5日 15:32