縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2011年1月 6日

一月五日 もうウサギはあきた。十二支に、なぜ猫年はないの? 

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寝正月やおら大きく猫ののび 
年あらた無事がなにより猫あくび
とりあえず日なたの猫の寝正月


ニュースでは、列島大荒れの正月だったが、ここらあたりは三が日好天にめぐまれて、もうしわけないみたいだった。


老い猫のやわき下腹なでながら
何も変わらず過ぎて行く年


年末、猫のおなかをさすってやっているうちに、どうしたことか、にわか一茶の気分になり、俳句、のようなものが、できてしまった。
我が家の猫は、年齢不詳のノラ出身だが、ようやく、このところぼくと親密な関係になってきた。なんのへんてつもない、めすのキジネコで、尻尾は短く曲がっている。おなかをなでてやると、目をつぶり、気持ちいいのか、ぐーという低周波音?を発する。


空澄みて親しき人の賀状絶ゆ


この年齢になると、あちこちから賀状辞退などあって、華やいだ気分になれないのはしかたがない。毎年届いていた賀状が届かないのは、つい、そんなはずはないと思ってしまう。空虚感。

投稿者 nansai : 2011年1月 6日 11:24