縦書きブログ「八軒家南斉」

WEB1グランプリ 準グランプリ受賞

2014年11月17日

ヒツジの年賀状

十一月十八日
年賀状にのせる羊の絵。ことしも懲りずにパソコンで描いてみました。
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郵便局へ行くと窓口で年賀はがきを熱心に、というかしつこくすすめている。今年も40億枚ちかく売りだされるのだろうから、たいへんだ。
ぼくの年齢になると、年賀状も、悲しいことに、年々出す先が減っている。欠礼のはがきもふえるいっぽうだ。
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この隠れ家的サイトは、毎年ひっそりと来年の年賀状のアイデアをのせている。
だれにたのまれたわけでもないが、干支のお題のお絵かきが、ぼくのたのしい歳末行事となった。出すあてのないままに。

ぼくは、長年ウィンドウズの無料ソフト「ペイント」をマウスで動かして、たどたどしく、(たどたどしくしか描けない)絵を描いてきた。ほかにデジタルでこんな描き方をする人はいなくなったようだ。
輪郭の線がギザギザでぶるぶる震えているのが、ペイントの持ち味。マウスの場合、ペンのようにはすらすら描けない稚拙なところが、いいじゃないか、と本人は気に入っている。年賀状のイラストには、絵手紙のように、よく合うはず。
ほんの数えるほどだが、ぼくのアイデアを毎年たのしみにしている奇特な人たちがいる。
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ところが、ことしついにウインドウズXPが廃版となり、ことわりもなく、ぼくの片腕の「ペイント」(無料のおまけソフトだった)も道連れにされたのだ。
これがなくなると、お手上げで絵が描けない。幼児とか高齢者、自閉症の人たちにも使えるやさしいお絵描きソフトなのに。
途方に暮れたが、ようやく、知り合いの専門家を拝み倒して、旧式「ペイント」を、セブンに組み込んでもらった。やれやれ、一安心である。
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いざ描くとなると、めでたい干支のアイデアは似たようなものだ。12年前描いたヒツジの絵をアーカイブから引き出してみると、大体同じ発想だ。変化のつけようがないが、今回はちょっといささか視点を変えてみた。マンガ時代に大きくずれているぼくの関心は、かわいい、お目目のでかいキャラクターにはない。
とぼけたタッチで、たわいのないことでも、あれこれ考えを巡らすのはいい気分だ。認知症予防にもなるかなあ。以下アットランダム、思いつくままに、並べてみた。
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ついでながら、デジタル横組みの時代ではあるが、ぼくは、日本人にとって読みやすい文章は、縦組みだと固く信じているマイノリティのひとりである。
大量の日本語文字は横組みでは、拾い読み、飛ばし読みはできない。
このサイトは、もともと、日本語の自然で読みやすい縦組みを、なんとか横組みばかりのレイアウトになじませたいという目的で始めた。
寄る年波と使い慣れたXPペイントの消えたこともあり、ちょっと息切れ状態だが、美しい日本語の縦組みレイアウトを、次世代の後継者が引き継いでほしいと願っている。



投稿者 nansai : 2014年11月17日 20:05